年中行事
春季彼岸 3月
大施餓鬼会 7月
秋季彼岸会 9月
除夜の鐘 12月
百観音供養 毎月18日
定例坐禅会 毎週金曜日夜
団体坐禅会 随時
一泊坐禅会 随時
ラジオ体操 毎朝
寺院沿革・歴史
約六百年前、鈴木九郎は刻苦勉励よく一家を興した。
馬の飼育販売に成功、財を築いた彼を慕って人々この地に集まり、活気ある中心村落中野本郷をなす。中野長者と呼ばれた彼は先祖の地より熊野権現を勧請、また早世した娘の供養にと得度剃髪、小田原最乗寺の禅師に依り、正観寺を開く。
社寺共境内地を十二社に定む。長者の財宝かくしとその残忍な手法・娘へのタタリ・観音経の功徳による救いとの中野長者縁起は近世初期の熊野信仰と禅佛教の普及を背景に成立したと思われる
江戸初期、寺院のみ長者邸に移し『願い成る』成願寺と改称、明治はじめ熊野神社を分離、現在に至る。その間風火災たびたびあり、B29大空襲で全山灰塵に帰した。現伽藍は木造本堂・明朝様式の三門(鐘楼堂)および長者ゆかりの百観音堂を特色とする。
境内には中野長者塚はじめ慶長年号の宝陸院塔、150体の石佛を含む旧家・武家の墓所があり、鍋島藩のそれは中野在来寺院唯一の大名墓地として、医史跡に紹介されている。
住所
〒164-0012 中野区本町2-26-6
アクセス(交通)
都バス、京王バス、西武バス中野坂上下車4分
地下鉄丸の内線・大江戸線・中野坂上駅下車南へ4分
電話番号
03-3372-2711
URL
http://www.nakanojouganji.jp/
住職
小林義桑
山号 | 多宝山(たほうざん) |
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寺号 | 成願寺(じょうがんじ) |
本尊 | 釈迦牟尼佛 |
本山 | 永平寺(福井県)/総持寺(神奈川県) |
宗祖 | 道元禅師・瑩山禅師 |
開山年 | 応永年間(西暦1400年頃) |
開山 | 川庵宗鼎 (せんあん そうてい) |
開基 | 鈴木九郎(中野長者) |